土屋 ごう 代表(FCTGファイナンシャルプランナーズ)のインタビュー

FCTGファイナンシャルプランナーズ 土屋 ごう 代表

FCTGファイナンシャルプランナーズ 土屋 ごう 代表 GO TSUCHIYA

会計事務所にてFP業務に携わった後、保険会社を経て、真に相談者の役に立ち、公平なFPになるには独立するしかないと決意し、独立。
その気持ちを忘れず、営業第一ではなく、真のお客様の代理人となり、気軽に頼ることができるファイナンシャルプランナーを目指し個別相談を中心に日々活動中。
個別相談実績600世帯以上。

この道に至るきっかけと、これまでの経緯をお聞かせください。

大学を卒業し、最初に就いた仕事が塾の講師でした。講師といいましても、授業もすれば営業もするといった有様で、何でもさせられた、というところですね。私が経験した塾は、子どもを間にはさんでいるからこそ余計に始末が悪いといいますか、お金に非常にがめついところがありまして(苦笑)。ならば、直接正々堂々とお金に関わる仕事に就きたいと考え、会計事務所に仕事を求めることになりました。 会計事務所では、法人・個人事業主の会計税務のみならず、今に続く、ファイナンシャルプランナー(以下、FP)の仕事も経験させていただきました。感謝の念以外にないという環境でしたが、中でも、相続に代表される個人の相談は喜びを非常に間近に感じられる職種ということもあり、いっそ、この仕事に特化しようと考え、今度は保険会社にお世話になることになったのです。 「その生命保険会社の商品が好き」という理由で選んだものの、入ってみると、中はすさまじいまでのノルマ社会でした。研修に参加させてもらっても、そこでは、いかにして売るか、いかにして高額にするかという話ばかり。相手の立場に立った仕事をしたいと考えていた私は、当初考えていたより早く、独立をするということになったのです。 とはいえ、独立してすぐに仕事があるわけもありません。お客様はおろか、本当に何もない状態でしたから(笑)、初めはHPを作ったり、企業さんから紹介を受けて日々の糧を得る生活を送ったものでした。そうこうしているうちに、お客様からお客様を紹介していただくという形で何とか軌道に乗り、現在に至るという次第です。 私は、“自分のやり方”のFPは、社会的にとても意義のある仕事と思っています。将来的には、私と同じ思いを抱く方と一緒に仕事をすることでより多くの方に幸せを運んでいければと考えており、そのためにも今後も試行錯誤を続け、皆さんのお役に立っていければと考えています。

そもそも、ライフプランシュレミーションとは?

一言で表すならば、ご家庭のお金の全体像を把握し、その改善策を提案し、実行のお手伝いをすること。全体像の把握に関しては、今の収入支出や将来の希望をお聞きし、それを数字に落とし込んだライフプランシミュレーションというものを作成します。いろんな場合が考えられる場合は複数のパターンを作成しますが、これを作っただけではまだ半分です。これはあくまでこの数字を見て「何をどうしたらいいのか」を判断するためのものであり、これを基にプロから見た改善策を提案します。ここがFPの腕の見せ所だと思っています。例えばこれを見て、これから住宅の購入を考えているならばその適正金額や適当な住宅ローンの組み方がわかります。ネットや本を見れば一般的なことはいくらでもわかりますが、自身に合ったものは見つかりません。なぜならそれぞれで望むライフスタイルやお金の使い道、価値観が違うからです。また保険も同様で、必要なものや金額に関してもそれぞれの今後の貯蓄額やライフスタイルによっても異なります。運用もどういう手段が適しているか、毎月積み立てているお金や今ある資産で預貯金などにはどのくらい振り分け、老後のためなどの投資はどれくらいにするなどを提案していきます。いわばお金の色分けをするということですね。そしてできるだけ具体的な実行のお手伝いもいたします。
これらは一度決めてしまえば大きな変化がない限りはそのまま暮らしていけます。お金のことであれこれ悩むことがないよう、行動の方針を決めておくということですね。

土屋さんの考える相談指針とは?

私は、「徹底的にいい人」であることにこだわっていきたいと考えています。 金融機関等では、1人の顧客で最大の利益を得ようとします。そのこと自体は非難されることではないでしょう。しかし、私はそこに一線を画していきたいのです。その分、私の提案にご満足いただき、結果としてお知り合いで同じ悩みを抱えた方を紹介していただけると思うからです。 最近多いのが、若いご夫婦の相談者で、自分たちの案件が解決したのちに親の相続についてご相談を受けるケースです。自分の親を紹介するというのは、私を信頼していただかないことには出来ない相談ですから、それはすごく励みになりますし、素直に「この仕事をしてて良かった」と思うことでもありますね。 『FCTGファイナンシャルプランナーズ』の“FCTG”とは、「From the Cradle To the Grave =「ゆりかごから墓場まで」という想いを込めました。お客様からの信頼を第一とし、一生涯のお付き合いをさせていただけたらと考えています。

『FCTGファイナンシャルプランナーズ』の特徴と、また、土屋さんのFPとしての強みについて教えてください。

特に小さなお子さんを抱えたご家庭の場合、なかなかお家を空けられないものですから、私のほうから出向くというケースが多くありますが、最近ではオンライン相談も行っています。オンライン相談が出来ないお客様にはいわゆる、出張、という形式になるのですが、当社では出張の経費は一切いただいていおりません。これにはいくつか理由がございまして、まず日に5件、6件と数をこなすとなると、私自身のパフォーマンスが確実に落ちていくということがあります。朝に1件、午後に2件。移動に掛かる時間を差し引いても、1日に3件ほどが適正だということです。またこれは、いささか趣味的なこともあるんですが、知らない土地に行くって楽しいことですしね(笑)。
強みとしては、全体を見れる、ということでしょうか。1つの分野、仮に保険を例にさせていただくとして、「保険については誰にも負けない」という自負があるとするならば、役立つことも確かにあるとは思いますが、一方で、提案がそこに偏りがちになるという危険性があるように思われます。 あくまで、全体の中で最適の解を得ていくのが私たちの仕事です。全ての分野について勉強を重ねていかなければならないのは当然のこととして、その原則を私は忘れるべきではないと考えています。

最後に地域の皆様へメッセージをお願いします。

当社では、ご相談から改善策の実行のお手伝いまでのご相談料を25,000円と設定させていただき、結婚3年以内やお子さんが小学生未満の場合は49,500円とさせていただいています。ご相談させていただく回数はそれぞれ異なりますが、このうち、初回のご相談については、あえて無料とさせていただいています。やはり、こういったご相談が初めての方にとって敷居は高いと思われますし、まずご相談いただき、そこで不安が解消されれば次のステージに進むという手順をとらさせていただいている次第です。 初めてご相談される方で、皆さん仰るのが、「全然考えていたものと違った…」というご感想です。やはり、自分たちだけであれこれ考えるには限界があるということなのでしょう。様々なやり方、様々なパターン。プロである私たちにご相談いただくことで、ベストな答えにたどり着けるものと思いますし、「徹底的にいい人」を貫き、出来る限りのお手伝いをさせていただければと思います。

※上記記事は2021.5に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

FCTGファイナンシャルプランナーズ 土屋 ごう 代表

FCTGファイナンシャルプランナーズ土屋 ごう 代表 GO TSUCHIYA

FCTGファイナンシャルプランナーズ 土屋 ごう 代表 GO TSUCHIYA

  • 出身地: 静岡県
  • 趣味・特技: フットサル
  • 好きな本・愛読書: ビジネス書、専門書、白夜行
  • 好きな映画: ライオンキング
  • 好きな音楽・アーティスト: エミネム
  • 好きな言葉・座右の銘: 明るく前向きで一生懸命頑張る人に 微笑まない神様はいない
  • 好きな場所・観光地: 河津町(出身地です)

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