石山 暁史 院長(あざみ野フォレスト歯科)のインタビュー

あざみ野フォレスト歯科 石山 暁史 院長

あざみ野フォレスト歯科 石山 暁史 院長 AKIFUMI ISHIYAMA

大学卒業後、勤務医として幅広い症例に携わり、スキルを磨く。2015年、横浜市青葉区に開業。

この道に至るきっかけと、これまでの経緯をお聞かせください。

恥ずかしい話ですが、子どもの頃から虫歯でかなり痛い思いをしてきました。それで足繁く歯科医院に通うことになり、その際、治療をしてくれる先生の姿を見て、憧れを抱くようになりました。そこから徐々に、たとえば、なぜ虫歯になるのかといったことに興味をおぼえ、歯科医師を志すようになっていったように思います。東北大学を卒業した私は、お隣の駅にある『ワタナベ歯科医院』に勤務しました。先生からは治療の中身もさることながら、それ以前の部分でも大きな影響を受けました。技術を身につけると同時に、言葉遣いやコミュニケーション、礼接マナーや接遇基本をことさら重視されていました。多くのものを教わった中でも、それは非常に印象に残っていますね。
『あざみ野フォレスト歯科』は、2015年の9月に開院致しました。私は横浜生まれの横浜育ちです。開業をするなら地元に貢献出来る場所にしたいと考え、この地を選んだということになります(東急バス・満願寺停留所より徒歩2分)。

『あざみ野フォレスト歯科』の診療方針を教えてください。

当院では、ケア&キュアをコンセプトに、まずは虫歯や歯周病の予防を重視した診療を大切にしています。歯科医師として思うことですが、皆さん、正しいケアの知識をあまりご存知でないというのが正直なところです。その顕著な意識としてあげられるのが、そもそも定期的に検診を受けるという概念が希薄なところかもしれません。歯の健康を保つには、痛くなってから歯科医院を訪れるようでは間に合いません。痛くなる前に、定期的に歯科医院を訪れる習慣を身につけていただければと思いますし、その重要性について、日々の診療の中でアドバイスできればと思っています。ケアと並ぶコンセプトであるキュアとは、精密性を重視した高品質な歯科医療を指します。それを実現するためのツールとしてあるのが、拡大鏡です。やはり、見れないことには、精緻な治療は実現しません。裸眼でも見れることは見れますが、細かなところはなかなか…。拡大鏡を使うことで小さな虫歯も発見できますし、歯石の付着具合もつぶさに観察できます。こちらでは、保険診療と自費診療の区別なく、拡大鏡を用いた診療を提供していきます。
高品質ということでは、ラバーダムの使用もその1つでしょう。ラバーダムは主に根管治療において、唾液の侵入をふせぐ目的のために適用します。唾液には虫歯菌をはじめとした多くの細菌が介在しており、患部に唾液が入ってしまえば、治療の意味は失われます。当院では、奥歯の下等、唾液が入りやすい箇所の治療については、ラバーダムを使用しています。
ケアとキュア。その両輪が機能することで、お口の健康は初めて保たれるのです。

お子さんの患者さんも多いと聞きましたが、診療の際に心掛けていることをお話しください。

痛い治療をしないということですね。麻酔や歯を削るといったことはおこなわず、まずはクリーニングや歯みがき指導等にとどめておくことが肝心です。身体を押さえつけておこなう方法もありますが、子ども達の恐怖心を植え付けることにもなりかねませんから、ここではそれはおこなっていません。本格的な治療は、充分に子ども達が慣れてから、ということになります。
一般の方については、iPadを用いた説明をおこなっています。口頭でももちろん説明はしていきますが、言葉だけではすべてをご理解いただくのはやはり難しいことでしょう。レントゲンをモニターに映し、赤や青でマークしながらご説明することで、患者さんにもご自身の治療やケアの必要性を理解して頂く事が日常での歯への関心へつながる事を目的としています。わかりやすさというものが増してくると考えています。iPadを診療に使うというのは一昔前までは考えもしなかったのですが、使ってみると非常に便利なことに感心しているところです(笑)。

衛生面も行き届いているとうかがっていますが?

『あざみ野フォレスト歯科』では衛生管理を徹底しており、ヨーロッパクラスBをクリアした減菌器やユニット循環浄水器ポセイドンを導入しています。一般に歯科で用いられているお水は、水道水になりますから、厳密に考えますと必ずしも清潔とは言えません。ポセイドンはそのお水を常に衛生的に保つことができる機械であり、院内感染の防止に一役買ってくれています。患者さんのお口の中に入るものですから、常にそこは最大限の気を配っていきたいと考えています。

最後に地域の皆様へメッセージをお願いします。

院内はバリアフリー仕様となっていて、車イスの方も楽に診療室へと入ってくることができます。また、駐車場も4台入るスペースがありますので、お車でいらっしゃる方にも便利にご利用いただけます。親切丁寧であること、地元に密着した歯科医院であることは、当院でも大切なことと考えています。それに加え、先程ご紹介したポセイドンに代表される衛生面の管理が、これからの歯科医院には求められます。すべての方が、安心して治療を受けていただける環境を整え、皆様のお越しをお待ちしています。土曜。日曜診療もしております。平日は20時まで診療しております。

※上記記事は2015.10に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

あざみ野フォレスト歯科 石山 暁史 院長

あざみ野フォレスト歯科石山 暁史 院長 AKIFUMI ISHIYAMA

あざみ野フォレスト歯科 石山 暁史 院長 AKIFUMI ISHIYAMA

  • 出身地: 神奈川県
  • 趣味・特技: 旅行、ヨーロッパサッカー
  • 好きな本・愛読書: ザ・クインテセッセン(歯科雑誌)
  • 好きな映画: ターミネーター
  • 好きなアーティスト: B'z
  • 好きな言葉・座右の銘: 上には上がいる
  • 好きな場所・観光地: 軽井沢、中華街

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