佐藤 州 先生 ＆ マリ子 先生（ラルゴピアノ教室)のインタビュー

この道を志したきっかけをお聞かせください。

【州先生】父に強引にピアノを習わされたことがきっかけだったんです。最初は嫌で泣きながら通っていました（笑）。
小学校の高学年くらいになったとき、名曲や難しい曲を段々と弾けるようになったことから楽しくなり、演奏家になりたいと思うようになりました。
進路を考える時期では音楽の道に進む事を両親に反対され、一般の大学に進学し卒業後は就職をしました。ところがどうしても音楽の道を諦めきれず音大に再入学し、作曲を専攻しました。
その後ヤマハに勤めピアノのレッスンをしていた時に、マリ子先生と知り合い結婚して、自宅でレッスンをするようになりました。

【マリ子先生】
小さい頃に親に習わされたのがピアノを始めたきっかけです。遊び半分な気持ちでやっていましたが、学校でみんなの前で弾いたりほめられたりすると嬉しくて、どんどんピアノが好きになっていきました。
中学生になってから、ピアノの先生や評論家の方に「音楽の道に進んだほうが良いのでは？」と薦めておただき、コンクール等に参加し、本格的に勉強を始め、演奏家を目指すようになりました。
その後、手の故障などもあり、大変な時期もありましたが、声楽や合唱の伴奏などを数多くさせていただきました。後に、ヤマハに勤め子供に教えるようになりました。

お二人にとってピアノはどういう存在ですか？

【州先生】空気のようなものでしょうか？なくてはならない、あって当たり前のような存在です。ピアノがない生活は考えられないですね。

【マリ子先生】
やはりなくてはならないものですね。以前は時間があればピアノばかり弾いていました。手を故障してピアノが弾けない時期があったのですが、そういう時ほど弾きたい気持ちが強くなりましたね。

ご自宅を解放されてのレッスンですが、レッスン内容をお聞かせください。

【州先生】勤めていたときは、やはり色々と制約がありましたが、自分たちの方針でレッスンができることがいいですね。発表会なども自分たちの好きな企画ですすめられるので、発表会に向けて綿密なレッスンや、十分なリハーサルができるということも子供達の自信に繋がります。
また現代の子供は毎日がとても忙しく殺伐としているので、楽しいレッスンで癒してあげられればいいなと思っています。

【マリ子先生】
ピアノを楽しむため、音大への受験、コンクールなど、生徒さんのニーズは様々です。そのニーズに合わせてレッスンをできることですね。
生徒さん達へのメール通信なども始め、生徒さん達や親御さんとのコミュニケーションを心がけ、ベストなレッスンにしたいと思っています。

ラルゴ音楽教室では、どんな発表会を行っているのですか？

【州先生・マリコ先生】発表会は年１回行っています。ただピアノを弾くだけだとつまらないので、劇にしたり、振り付けをつけたり、エレクトーンでオーケストラの音を入れたりなど、様々な趣向をこらしています。
発表会を開催するホールによっては、スライドで絵本の絵を大きなスクリーンに映して、ナレーションを入れて物語風にすることもあります。
演奏する子供達自身も楽しく、そして観客には目でも楽しんでいただけるようにしています。

最後にレッスンをご検討の方達へのメッセージをお願いします。

【州先生】大人になって「ラルゴでピアノを習ってよかったな、ピアノに出会えてよかったな」と思ってもらえればいいなと思っています。
作曲を学んだ経験から、演奏する上での作曲者の意図なども教える事ができますので、演奏をより楽しんでもらえると思います。「音楽を楽しむ」レッスンを常に心がけていますので、ご興味のある方は是非一度ラルゴピアノ教室に遊びに来てください。

【マリ子先生】
のびのびと、ラルゴ（幅広くゆったりと）のように、ゆったりとした優しい心の子供に育ってもらうお手伝いができればと思っています。
コンクールや音大受験のためのレッスンも承っております。またレッスンを通してピアノの魅力、音楽のすばらしさを教え、情操面を育んでいければと思っています。

※上記記事は2009.10に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。