にわ 代表 ＆ みやた 外国人講師（プレイグループ たまプラーザ校)のインタビュー

たまプラーザにプレイグループを開校するまでの経緯をお聞かせください。

【にわ なお 代表】中学から高校まで海外で生活していたこと、大学で教育学を専攻していたことを活かし、英語を使った教育の仕事に就きたいと考えていました。そんなことを思いながら、子供を通わせたいプリスクールを探していたのですが、あいにくと家の近くになかったんです。それならば、自分のスキルを活かしながら、子供に通わせてあげたい楽しいプリスクールを運営したいなと思いました。
母親の目線で運営するスクールならば、安心して子供をあずけていただけるんじゃないかと。そうした経緯で、今年の1月17日、プレイグループたまプラーザ校を開校しました。

明るく元気いっぱいのサラさんですが、講師として心がけていることを教えてください。

【みやた サラ 外国人講師】私はドイツで生まれました。初めて出会った子供の中には、私を不思議な感覚で見つめる子もいます。何か違うって、思っているんですね。だから私は、「大丈夫。私はあなたの友達だよ」って話しかけます。心を通わせるように優しい気持ちで接すると、子供の態度が柔らかく変わってくるんです。子供達は私のことを「サラ」と呼びます。名前で呼ぶことで、仲良しの友達として見てくれるんですね。子供の心に寄り添い、親しみを持って英語を教えるように心がけています。

このプレイグループでは、何歳からどんなクラスで学べるのですか？

【にわ なお 代表】対象年齢は、0歳（9ヶ月位）～年長さんの6歳で、3つのクラスがあります。1つ目は9ヶ月位から2歳児まがM＆Mクラスで、親子一緒に学べます。こちらは日本人講師が教えています。
そして2つ目。メインのプリスクールです。1.5歳～4歳が対象となっているのですが、現在は3歳のお子さんが多いですね。10時から午後2時までの4時間で、こちらはお弁当持参となります。
プリスクールで初めて母子分離するお子さんの成長ぶりには目を見張るものがあります。お母さんが側にいないことで自立心も育ちますし、同時に座ってお話を聞く、一緒にお弁当を食べるなどの協調性も芽生えてきます。同年代の友達がいるからこそ、お手本にしたり我慢を学ぶことができるようになるんですね。
3つ目に幼稚園児を対象にしたキンダースクールがあります。午後から2時間のクラスで、英語を使いながらアートや科学、算数をゲーム感覚で学んでいきます。プリスクールとキンダースクールは、外国人講師と日本人のバイリンガル講師とがペアになって教えています。講師達は英語等の語学面だけでなく、今日はちょっと元気がないなとか、お子様の敏感な変化を見逃さず適切な対応を心がけています。

ちなみに講師のサラは大学で幼児の発達段階の事もしっかりと学んできました。また、日本人講師に関しては、クリエイティブカリキュラムという資格を取得していて、いずれも幼児教育の専門職として子供達の指導にあたっています。

子供達はどんな雰囲気の中で英語を学んでいるのですか？

【にわ なお 代表】当校の特徴は、幼児教育的な要素をたくさん取り入れていることです。内容的にはアメリカのカリキュラムを採用しています。『自らが意欲的に学習できる』というゴールに向けて、個性を伸ばしながら意欲を育てます。おもちゃや絵本を使って興味を高めたり、時には公園に出掛けて外でしか使えない英語を教えることもあります。いろいろな会話にふれ、英語って楽しいなと感じてもらえるように工夫を凝らしています。
英語の学びは、友達との関わりの中からも育ちます。おもちゃを借りるとき、泣いているお友達に声をかけるとき、子供達は気軽に英語で話しかけます。あるお母さんから、「私が痛い思いをしたとき、「Are You OK？」と子供に話しかけられたわ」と、言われていました。日常的な行動や感情の言葉をたくさん使いますので、家に帰っても自然に話すようになるんですね。
基本はAll Englishですが、日本語での会話もOKです。日本語で言ったことを英語ではこう言うんだよって重ねて教えるようにしています。お子さんの理解力に応じて学びを進めていますので安心ください。

【みやた サラ 外国人講師】
プリスクールには異年齢の子供達がいますので、小さな子達はお兄ちゃんやお姉ちゃんの真似をします。そうやって子供達同志、面倒見合ったりしているのですが、そういう姿がとっても微笑ましいんです。
例えばトイレトレーニングなどもそうです。お兄ちゃんがちゃんとできたのを見て、自分も同じようにやるんだって一生懸命に頑張ります。そのおかげで思いのほかトイレトレーニングが進んだなんてこともありました。子供同志相手の気持ちを思いやるアットホームな環境の中で英語を学べるのが、プレイグループの良いところ。インターナショナルスクールならではですね。

子育て教育を考えている地域の皆様へ、メッセージをお願いいたします。

【にわ なお 代表】 “私は英語ができないので子供には”という方や、ご主人様が英語で苦労されているので子供に同じ苦労をさせたくない、という理由で始めた方もいらっしゃいます。本校は、詰め込み式や英検目的のみでの運営はしていません。幼児期の耳は、言語環境によって育ちます。英語に慣れる耳を創ってあげることを大事にしていますので、親御さん達にもそうした教育方針に共感を持っていただいています。
幼児期にインターナショナルな感覚を養うこと、英語という言語にふれてもらえることをプラスと考えていただけると嬉しいですね。ちょっとでも興味を持たれましたら、カリキュラムを体験すること自体が楽しい経験になりますので、ぜひとも無料体験にご参加ください。
また、親子が離れる母子分離の部分で不安な方は、本入会する前にお試し体験もできるようになっています。母子分離には個人差こそはありますが、一時的なことがほとんどです。子供には「ここなら大丈夫。安心できる場所だ」と理解するスイッチがあります。朝、お母様と離れる時は泣いているのですが、プレイルームに移動して遊びはじめるとケロッとして泣き止むことも多いんですよ。お母様は泣き顔しか見ていないので心配されますが、子供はたくましいと言いますか、すぐに遊びに夢中になりますので安心してください。慣れてくると、「帰らない！」と言い出すほどですから（笑）。

【みやた サラ 外国人講師】
英語はテストのためじゃなく、コミュニケーションのためだと思うんです。自分の世界観を広げるために、グローバルゼーションのために、英語を好きになって欲しいと思っています。日本語以外の言葉を幼児期から耳に入れることは、その子のインターナショナルな価値観を広げます。ここプレイグループで学んだことがきっかけとなり、未来の国際人へと羽ばたいて欲しいと思っています。

※上記記事は2012.12に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。