青葉台の隠れ家カフェの噂を聞いて、訪ねてきました

聞いていなければ行きつくことができなさそうな場所にあります。
青葉台駅からつつじが丘方面に数分歩いていきますと「サンモール青葉台」という建物があります。目印は橙色の可愛い絵が描かれた看板、通り沿いにさりげなく掲げられています。その階段を上っていきますと、踊り場にもう一つの目印看板が…その階段の先に数件のテナントが。

見晴らしのよいテラスに面しています。ちょっぴり昭和を感じるようなレトロな雰囲気です。緑のカーテンに覆われたカフェ、それが「喫茶橙灯」です。扉を開けると、壁一面の大きな絵。テーブルは二つ、そしてカウンター席と。

空いていたテーブル席に座りました。向かいのテーブルには先客がいらっしゃいました。静かに、本当に静かに、メニューを選び、そして待ちました。お水の入ったコップも味わい深く、正面のレトロなストーブもインテリアのよう。雑然と置かれた本は、どんな嗜好なのかしら…オーナーが奥のキッチンでクリームを泡立てる音を聞きながらいろいろ考えました。

まずは珈琲から。とても素敵なコーヒーカップ。選んだ珈琲はエチオピア浅焼 こちらの抽出はフレンチプレス式。フレンチプレスとネルドリップと、珈琲豆によって抽出法をこだわっていらっしゃるご様子。メニューには珈琲豆の特徴や味わいも表記されていました。

一緒に頂いたのは、カトルカール・パッションクリームサンド、オプションで無糖生クリームを添えて頂きました。甘さ控えめのカトルカールに、パッションフルーツのソースが爽やかで、とろりと生クリームも一緒に。大きなピースでしたが、最後まで美味しく頂きました。

こちらは「菓子製造小匙」としてもご活躍のようです。また、金継ぎ教室もされているそうです。使われている食器やカトラリーにもとても素敵なこだわりを感じました。

私の後で入ってこられたお客様、おそらく常連さんが召し上がられていたのは、本日のスープ。趣のある器で、とても美味しそうに見えました。その後で、「やっぱりバタートーストも頂きたくなっちゃいました」とオーダーされていたトーストもとても魅かれました。

土曜日の朝9時から11時限定でモーニングセットもあるそうです。お友達を誘いたいけれど、こちらには一人で行くのが向いていそう。静かに、静かに、時間を過ごすのが向いているカフェ…じゃなく、喫茶店でした。

※上記記事は青葉区.jpスタッフにより取材掲載されたものです。
個人の主観的な評価や情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

INFORMATION

喫茶橙灯
電話 045-983-0117
所在地 横浜市青葉区つつじが丘23-9 サンモール青葉台103号室
最寄駅 青葉台駅 徒歩5分
藤が丘駅 約1.3km
田奈駅 約1.4km
駐車場
営業時間 [水曜・木曜・金曜]12:00~19:00[土曜]9:00~11:00 12:00~19:00
定休日 不定休

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