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いわい整形外科・ペインクリニック

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岩井 亮 院長 & 岩井 千香子 副院長
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岩井 亮 院長 & 岩井 千香子 副院長 イワイ リョウ&イワイ チカコ
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いわい整形外科・ペインクリニック
出身地:[岩井 院長]東京都 [千香子 副院長]愛媛県
趣味・特技:[岩井 院長]素潜り [千香子 副院長]園芸
好きな本・愛読書:[岩井 院長]藤原新也、内田樹 [千香子 副院長]有川浩、内田樹
好きな映画:[岩井 院長]グラン・ブルー [千香子 副院長]ニュー・シネマ・パラダイス
好きな音楽:[岩井 院長]ジャズ、ポップス [千香子 副院長]ボサノヴァ
好きな場所:[岩井 院長]海と山 [千香子 副院長]海
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■お二人がこの道を志したきっかけと、これまでの経緯をお聞かせください。
【岩井 院長】
高校生の時に自然気胸という病気に罹り、肺が潰れてしまったことがありました。非常に痛い思いをしましたが、お医者さんに空気を抜く処置をしていただいたところ、たちどころに痛みがとれたのです。それまでは、「医者なんてうさんくさい仕事だ…」くらいに思っていたのですが(苦笑)、それを機に医師となることを目指すようになっていきました。
動機が動機ですから、私の場合、医師となるというよりも、むしろ痛みの治療に携わりたいと考えていました。麻酔科を志望したのはそれがあったからですが、ただ、現実の問題としてオペ室での管理やICUの仕事に忙殺され、ペインクリニックに携わる時間はそれほどとれないでいました。やりがいは感じていたものの、もともとの希望であったペインクリニックの治療を自分なりのスタイルでやっていきたいということで開業に至ったという次第です。

【千香子 副院長】
人のためになる職業に携わりたいと考えたところ、目の前に医師という職業があったということですね。今となってみれば人のためになる職業というのは他にも色々あるというのはわかりますが、当時の私にとってわかりやすいものを選んだということだと理解しています。
麻酔科を専門としたのには、まず大学時代のクラブ活動の顧問の先生が麻酔科でいらしたことが1つ。それから、麻酔科は患者さんを全人的に診ていける科ということが大きくありました。例えば胃や骨といったパーツ、パーツを診るのではなく、トータルで診ていく。その点を非常に魅力的に感じ、この科を選択したということになります。

岩井 亮 院長 & 岩井 千香子 副院長 岩井 亮 院長 & 岩井 千香子 副院長

■痛みに対して、具体的にどのようなアプローチをおこなっていくのですか?
【岩井 院長】
痛みがある。その痛みをとるのか、それとも調べるのか、振り分けをおこなうことが重要です。例えば腰痛が起こったとしましょう。動作を起こした時、あるいは姿勢の維持でつらくなるのは大概整形の痛みです。それに対し、内臓を因とする痛みは姿勢は関係ありません。また、ピリピリとする痛みが特徴のウィルス感染の場合、早急に必要な処置をおこなわなければ、あとにひどい神経痛を起こす場合もあります。痛みを治すことを優先するのか。それとも調べるほうが先なのか。その区別が非常に大事になってくるということになります。
ここで1つやっかいなのが、痛みは目に見えず、また多分に精神的な要素がからんでくることも多い点です。梅雨時は痛むけども、からっと晴れてくると「なんでもない」という例はよくあることですし、精神的な悩みが痛みを引き起こし、漢方を処方することで楽になっていくケースもあります。
医療、特にペインクリニックのそれは、特殊なサービス業だと私は思っています。全て一律に同じことをすれば同じ結果が出るわけではない。そこに難しさがあり、まただからこそのやりがいがあるとも思っています。

■診療に際して心掛けていることを教えてください。
岩井 亮 院長 & 岩井 千香子 副院長【岩井 院長】
痛み止めというものがありますよね。あれは数日飲み続けていれば効くという性質のものではなく、1回1回、その効果を判定していくべきものなんです。1日服用してみてそれで効果がないとすれば、その対処は力不足だったということになります。であれば、次の一手を打っていくことが大切になってくるんですね。
当院では鍼治療もおこなっていますが、3日前のぎっくり腰であれば、大概は1回、2回の施術で効果が出てきます。しかし、それが通じないということももちろんありえます。その場合はトリガー注射という“浅い”注射が選択肢として考えられ、それでも効かないとなれば、今度は手術という選択肢も考慮に入れておかなくてはなりません。
全ての治療に自信を持って提供していますが、治療に絶対はありません。そして、効果のない治療をただ続けていても意味はないのです。目の前の治療に力を注いだ上で、その次の道筋を示してあげなければならないと考えています。

■東日本大震災における医療ボランティア活動についてお話しください。
【岩井 院長】
私は現在も2週に1回のペースで気仙沼市の仮設住宅におもむき、鍼やトリガーポイント注射等を用いたペインコントロール、あるいは、血圧測定や健康診断などの医療支援をおこなっています。
あの東日本大震災から3年という月日が経ちましたが、医療支援という立場で現地にうかがってみると、復興どころから復旧もまだまだおぼつかない、というのが現実だと感じます。例えば今現在、気仙沼市内に耳鼻科は一軒もないという状況です。また目を住宅地に向ければ、山間部の寒冷地仮設においては冬場、移動すらもままならないという状態にあります。なにしろアイスバーンの林道を1キロも歩かないと市街地へと向かうバス停にもたどり着かないんですから。本当に先の見えない状態で、ぎりぎりの生活を続けていらっしゃるんです。
現地で私どものような医療支援者を受け入れておられるのは、村上充さんという個人の方です。彼自身も被災者でありながら、だからこそ、「何とかしなければ…」と気持ちを奮い立たせ、活動しておられます。つい最近まで、私は自分の活動のことを口にするのははばかられる気持ちを持っていました。しかし、被災地の記憶が世の中から段々と薄くなってきている状況において、そんなことはとるに足らないことだと考えるようになってきました。
現地の“今”をお知りになりたい方は、村上さんのHPをご覧になってみてください(http://kaban.net/shie/2409/)。1人でも多くの方にこの現状を知っていただきたいと思っています。

■最後に地域の皆様へメッセージをお願いします。
【千香子 副院長】
痛みは、気質的なものや精神的なもの、体調など様々な要素が複合的に重なって起きる現象であり、同時に自分の身体が発する危険信号でもあります。そのサインを放っておけば、さらなる痛みや命に関わる疾患を見逃すことにもなりかねません。痛みがまだ軽いうちに、是非クリニックをご利用いただければと思います。

※上記記事は2014.7に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

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