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たかはしハートクリニック

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髙橋 利之 院長
インタビュー
髙橋 利之 院長 タカハシ トシユキ
TOSHIYUKI TAKAHASHI
たかはしハートクリニック
出身地:神奈川県
趣味・特技:ハイキング、美術鑑賞
好きな本・愛読書:ミステリー / 村上春樹
好きな言葉・座右の銘:一期一会
好きなアーティスト:クラシック
好きな場所・観光地:富士山、および富士が見える場所
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■この道に至るきっかけと、これまでの経緯をお聞かせください。
この道に進むことを決めたのは、高校3年生になってからでした。それまでの私は、歴史学や数学、物理等に興味を持ち、その方面で研究に携わるのも良いかなと考えていたのです。ただ、興味の幅が広く、どれか1つに絞りきれないという悩みもありました。それに加えて、人とふれ合う、社会性のある仕事に就きたいという考えもあったものですから、より多様性のあるこの世界に進むことにしたのです。
大学を卒業した私は、循環器を主に扱う東京大学第二内科に籍を置きました。循環器の患者さんは、その程度がかなり重症な場合にも他科に比して元気になられる方が多いのです。当時は現在と比して循環器医療も未発達な部分はありましたが、それでも、重い心筋梗塞の方が元気になって退院していかれていました。医師として、患者さんが良くなられるのを見るのは何より嬉しいことですし、その部分にやりがいを感じ、これまで循環器を専門にして診療を続けてきたのです。
『たかはしハートクリニック』は、2015年にこの地に開院致しました(東急田園都市線・たまプラーザ駅より徒歩2分)。私が開院に踏み切った理由が、大きくわけて2つあります。1つには、病院で専門外来をしておりますと、どうしても患者さんのお話をしっかりと聞き届けることが難しいという問題がありました。じっくりと患者さんの声に耳を傾けることで、より良い解決方法を見つけることが出来るのではないかと考えたのです。
それから、私は25年前よりこの地域に居を定めています。東京大学やJR東京総合病院にもここから通っていました。4年前のあの大震災では、多くの人がそうであったように、私も帰宅困難者の1人となりました。何かあったとしても、自宅近くならば診療を続けていくことが出来るだろう。そう考え、私はこの地に場所を定めたのです。

髙橋 利之 院長 髙橋 利之 院長

■『たかはしハートクリニック』をご紹介ください。
様々な症状を訴えて来られた方に対し、どこにどういう問題があるかを判断し、適格に振り分けていくことが開業医として求められる役割になります。こちらで診ることの出来る患者さんは、責任を持って診療をおこなっていく。同時に、より専門的な治療が必要とされるケースでは、該当の医療機関にすみやかに紹介していくということです。
まずは医療の窓口としての役割を果たしていく。それにプラス、私でいえば循環器に関する専門としてのスキルを生かすということになります。

■ご専門である循環器の診察についてお話しください。
髙橋 利之 院長開業をするにあたり、循環器の専門性において2つのポイントを想定してきました。 まず1つは、ご高齢の方の心不全の管理です。心不全の患者さんは、今後ますます増えてくるものと思われます。その状況に対し、病院での対応には限界がありますから、私たちのような街のクリニックでこうした方々を上手にコントロールしていければと考えています。
それからもう1つは、胸痛に関してです。頭痛外来は多くなってきました。ところが不思議なことに、胸痛外来というものはまだほとんど存在していません。胸の痛みや息切れなど、“ちょっとした”異変を相談出来る場所を設けたいというのが、私の思うところになります。
明らかに症状がある人は別としましても、“ちょっとした”異変のある方に対し、考えられるすべての検査をおこなうわけにもいきません。ですから、それに対して、「様子を見る」という過程がとても大切になってきます。
この「様子を見る」ですが、大きな病院のように、1ヶ月に1回の受診のペースでは充分なものとはなりません。たとえば薬1つとってみましても、投与してすぐに症状が変わる場合もありますので、その場合は適宜変更を加えていく必要があるからです。ある程度のスパンでつぶさに症状を観察し、判断していく。これは、かかりつけ医だからこそ可能な点でもあるのです。
診断の段階からすべてを相談出来て、かつ、慢性期のフォローアップもこまめにおこなっていく。患者さんにご負担を掛けないよう、循環器の専門家としての役割を果たしていければと思っています。

■診療の際に心掛けていることをお話しください。
話し掛けやすい雰囲気がまず大切ですね。
実際に患者さんとお会いするに至っては、やはり、よく話をうかがうということが大切になってきます。患者さんの話の中には、その時は釈然としないことでも、あとあと思い返してみると、「あっ」と思うことが少なくないのです。よく話を聞き、そして、よく見て考えるということが大切です。一昔前に比べ、検査で得ることの出来る情報の量は飛躍的に増えてきました。たとえば、血圧です。昔であれば、外来で血圧を測ればそれで事足りていたものが、今は家庭血圧も測定し、血圧の変動パターンを勘案してお薬を処方することが一般的になってきました。情報量が増えてきているわけですから、それに関連するお話も聞き出すことが求められますし、それにはやはり、時間をかけて患者さんと会話をするということが大切になってくるのです。

■最後に地域の皆様へメッセージをお願いします。
「胸が痛い」「息が切れる」「動悸がする」 循環器に関連する症状とご自分で思われたら、気兼ねなくご相談ください。また、健康診断で問題を指摘された場合も同様です。病気の有無から始まり、治っていく道筋をこちらでご提示していければと思っています。
患者さんの立場からしますと、どこに掛かったら良いものか、迷われることは多いことでしょう。何か気になることがありましたら、逡巡することなく気軽にいらしてみてください。出来るだけ最短で、どんな問題があるかを明らかにしていきたいと考えています。

※上記記事は2015.06に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

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